総研プロジェクト(学内専用)

2021年度総研プロジェクト募集について

2021年度総研プロジェクトの応募期間は終了しました。
*お問合せは研究支援課(上野・中本)内線5253へ

2020年度総研プロジェクトについて

総合研究所の役割とプロジェクト募集の趣旨

 総合研究所は、本学の研究者の個別的研究を支援するだけでなく、専攻分野を超えた学際的な研究を企画・実施し、かつ学外の研究者や諸団体との学術的交流を図るための全学組織です。国際的視野の研究の推進も重要な課題です。
 総研プロジェクトは、こうした役割を具体的に実現するための研究助成の枠組みであり、「統一テーマ」と「自由テーマ」から成っています。
1.  統一テーマ
(1)『マイグレーションとディアスポラ・・・歴史と現代』
      (学際的企画/人類学、歴史学、社会学、経済学等)
 本プロジェクトは、日本およびアジア諸地域、欧米、アフリカ、オセアニアにおける歴史上のマイグレーション現象、ディアスポラ現象、マイノリティの形成、現代の異文化接触・文化的宗教的摩擦・衝突・共存等の諸事例を調査し、グローバルリテラシーの向上を助けることを目的とする。
(2)『グローバル化と女性のエンパワーメント』
      (学際的企画/社会学、経済学、経営学等)
 グローバル化が進むなか、女性のエンパワーメントに関して、地域間の差は歴然としており、このことは経済・社会・文化のあらゆる面に及ぶグローバルな人的交流や組織間の連携の妨げにもなっている。本プロジェクトは、女性のエンパワーメントに関する国際比較を行い、古いジェンダー構造を残す企業、学校、諸団体に意識改革と制度改革の材料を提供することを目的としている。(調査対象には政治・経済・教育・芸術・スポーツ等の分野を広く含む。)
(3)『人工知能(AI)と人間社会・・・日本および諸外国の事例研究と将来への提言』
      
    (学際的企画/経済学、情報科学、社会思想、文学、自然科学等)
 本プロジェクトは、AI研究・システム開発の現状、内外におけるこの技術の導入状況、検討状況を考慮し、AIが人間社会に及ぼす影響(たとえば人間の労働のあり方、知的活動、身体的活動、対人関係、組織のあり方、企業経営、福祉や医療への影響など)について考察、その成果を地域社会に提供することを目的とする。
2.  自由テーマ
 科研費への応募もしくは科研費採択中のテーマを踏まえ、申請者自身の研究領域に基づいて自由にテーマを設定するもの。

研究期間

   2020年4月1日~2021年3月31日
  • 複数年にわたって研究を継続する場合でも毎年度申請書を提出して下さい。
  • 研究終了後、実施報告書の提出が必要となります。※実施報告書についての詳細は募集要項をご確認ください。

助成金額

  1. 一人当たりの援助額は運営会議で協議の上、学長が決定した後、研究代表者に通知します。
  2. 下記①~③の要件(複数も可)を満たす場合には若干の増額を行う場合があります。但し、実施できなかった場合は、増額分についてはご利用いただけません。
助成金増額の要件
① 統一テーマで研究を行う
② 研究テーマに関するワークショップ等を年度内に開催する
   a) 海外から研究者を招聘する
   b) 国内の研究者を招聘する
  ※ a、bいずれも大学・研究所等に所属していることを要件とし、所属のない個人は不可とします。
  ※ ワークショップ等は当該援助金を使用せずに実施することも可能です。
  ※ ワークショップ終了後、報告書の提出が必要です。
③ 海外での調査研究を含む
  ※ 年度内に、総研プロジェクト、個研費、科研費のいずれか(又は合算)による研究出張を実施することが前提となります。
2020年度総研プロジェクトスケジュール
(2020.3.24更新)
*本ページに掲載のない様式や情報については研究支援課までお問合せください。(内線5253)